「proxy」の利用法

 

「proxy(プロキシ)」とはChapter 2でも述べましたが

ネット上での中継サーバの役割を果たしています

本来は不要なトラフィックを解消する目的で構築されました

そんな中,アクセスしてきたユーザーのIPアドレスを

書き換えてしまうものが発見されました

これ以降「ユーザーの身元を隠す」目的で使われるようになりました

今では「串」という隠語で使われることが多いです

この匿名プロキシを使って悪事を働く人も増加しました

現在ではプロキシ経由だと掲示板に書きこめなくなるなど

対策が練られていますが,被害は依然続いています

とは言え必要となるときは必要なので

今回はプロキシを簡単に変えることの出来る

Angry Chairを紹介します

 

 

使い方

「Angry Chair」をダウンロードします

ダウンロードしたファイルを解凍し、中のをダブルクリックします

すると下のようなメイン画面が出てきます

次に左上の「Setting」を押し出てきた画面の「proxy」タブをクリックします

プロキシ追加画面が出てくるのでプロキシを入力し「追加」を押します

相変わらず使えないプロキシです(笑)

「User Agent」でも同じ手順でプロキシを入力します

「User Agent」にプロキシを使うことによって

身元を隠すことが出来ます

本来ならプロキシ以上に使わない機能ですが

裏世界へ行くときに使うことが多いようです

使って起こった事にに対する責任は使った本人にありますので

くれぐれも悪事には使わないで下さい

「Angry Chair」の公式HP及び「Anything」には

使ったことで起きた賠償責任は一切関係ありません

 

プロキシの入力が終わったら「メイン設定」のタブを押し

使うプロキシをセットして下さい

これで「Angry Chair」上でのプロキシ設定は終了です

プロキシは固定すること以外にランダム使用もできます

プロキシを選び直すだけで切り替えが簡単に出来ます

セッティングが終了したら「OK」を押しメイン画面に戻ります

メイン画面の「Default-URL」にある

’Proxy’と’Others’にチェックを入れます

これで先ほどセットしたプロキシが有効になりました

最小化するとタスクトレイに入りますが

入った状態でもプロキシの切り替えが出来るので非常に便利です

 

これで「Angry Chair」での設定は終わりましたが

実際使うにはInternet Explorerでの設定も必要です

まずInternet Explorerのプロパティを開き

「接続」タブを選択し,「設定」のボタンをクリックします

新しい画面の真中ほどに下のような記述があります

「プロキシサーバーを使用する」にチェックを入れ

下のアドレスにプロキシを入力します

通常プロキシを使うときはここに使えるプロキシを入力しますが

「Angry Chair」を使うときは

’アドレス:127.0.0.1’,’ポート:8080’と入力しましょう

後は「OK」を押すだけです

実際にネットに接続したときに使えるプロキシなら

右下の数字が増減します

使えないプロキシの場合は0から動かず接続に失敗します

プロキシを使うと普通は接続時間が長くなります

特別なこと以外にはあまり使わないのが無難です

 

 

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